素材感の持つ力
2023.12.18 / 日々のこと
12月の見学会も無事終了し、急に冬本番の寒さになったにも関わらずたくさんの方々にご来場いただけましたこと、大変嬉しく思います。
さて、今回の碧南市権田町のお家
非常にたくさんの「素材感」のあるお家でした。
職人さんの手によって施工された塗り壁
洗い出し仕上げの玄関
大きな造作扉
目立つ点はこのあたりでしたが、実はまだまだ他にもあり
壁タイルと床の見切り材一つとっても
「キッチン天板と合わせて統一感を」という点からシルバーを選択。
キッチン作業台と造作扉の木種を揃えたり
細かい所ですと、アイアン手すりを固定する裏側のビス1本1本も同じ色で塗って
違和感をなくすなど、こんなところまで?!と驚かれることもよくあります。
ここまで100’sLifeが細部までこだわるのは、素材の持つ力を充分に発揮することで
何気ない空間でも洗練された統一感が生まれるからだと思っているからです。
現に、このお家で使っているクロスはたった2種類。
1種類は玄関収納の壁一面に使っただけなので、実質お家のほとんどが1種類のクロスで施工されています。
様々なクロスを使い分けるのも楽しくて素敵ですが、今回のお家はシンプルをとことん追求する事で、何も飾っていない場所でも美しく見える「余白の美しさ」を叶えました。
外壁の塗り壁も、季節によって、天候によって、また時間によっても
同じ壁とは思えない様々な顔を見せてくれます。
手触り、風合い、温度感…
素材の持つ力を最大限に生かすのも家づくりの楽しさの1つとして
考えてみてはいかがでしょうか?